マンチェスター・シティーは第23節でリバプールに敗れ、ついにリーグ戦で初の黒星となりました。
それでも2位とは充分な勝ち点差があるので、優勝は確実と見ていいでしょう。
前節ではバーンリーと引き分けましたが、ペップのチームが大崩れするとも思えませんしね。

ってなわけで気になるのは、じやあ次にシティーを負かすチームはどこなのかってことです。
もちろん、このまま1敗だけでシーズンを終了する可能性もありますが、「もしも2敗目を喫するなら」ってことで考えてみようかと。

リバプール戦のシティーは、前から激しくプレスを掛けられ、素早い攻撃から失点を食らっていました。
振り返ってみると、グアルディオラはバイエルンの監督時代にも、2015年第15節のボルシアMG戦で前からの激しいプレスを受けて3対1で敗れています。
やはりペップの掲げるポジション・サッカーには、ゲーゲン・プレッシングが有効なのです。

プレミアでリバプールのような前から激しいプレスを仕掛けるチームを探してみると、レスターが思い浮かびます。
ただしピュエル体制になって以降のレスターは、以前に比べると前からのプレスが控え目です。
また、シティーへの移籍がダメになったことで、マフレズのモチベーションが大幅に低下しているという問題もあります。
なので、第27節でシティーと対戦するレスターの勝利は、ちょっと厳しいかなと。

トッテナムも相手チームによっては、かなり積極的に前からプレスを仕掛けることがあります。
ケイン、エリクセン、アリ、ソン・フンミンと強力な攻撃陣が揃っていますし、組織としても成熟しています。
第18節のアウェイ戦では完敗を喫しましたが、ホームでは勝てる可能性も充分にあるんじゃないかと。

シティーを倒すための戦い方として、もう1つ「しっかり守ってロングカウンター」という方法が挙げられます。
第21節のクリスタル・パレスは、この方法で勝利寸前まで行っての引き分けでした。
この方法を採用する場合、前線には1人で点を取ってくれるストライカーが必要です。
シティーの守り方や最終ラインの陣容を考えると、速さが武器として有効だと思われます。

そういう方面から考えると、第32節のエヴァートンと、第36節のウエストハムは可能性があるかもしれないなと。
エヴァートンはニアセやウォルコットがいて、ルーニーから正確なロングパスが出ます。
ウエストハムはチチャリートがいて、アルナウトヴィッチもいます。
また、ウエストハムに関しては、そこまでにシティーの優勝が決まっていてモチベーションが低下している可能性もあります。

ってなわけで、次にシティーを負かすチームの本命は第34節のトッテナムと予想。
対抗は、「1敗のままでシーズン終了」というケースかなと。
引き分けはあっても、今のシティーが下位チーム相手に負けるのって、よっぽどのコンディション不良か、複数の主力選手が欠場するケースじゃないと厳しいんじゃないかと。



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# by psychopop | 2018-02-04 22:37 | プレミアリーグ

リバプールは冬の移籍市場でサウサンプトンからファン・ダイクを獲得し、課題だった守備力のアップに成功しました。
ところがコウチーニョをバルサに引き抜かれ、攻撃力が大きくダウンしてしまいました。
ポジションは全く違いますが、戦力補強という観点で見た場合、差し引きゼロか、下手をするとマイナスでしょう。

コウチーニョと同じポジションには、ララーナやミルナーなど複数の選手が揃っています。
しかしコウチーニョの代わりを務められる選手という条件だと、ちょっと見当たりません。
リバプールでプレーメイカーと言えば、コウチーニョを置いて他にいなかったんですよね。

リバプールは守備が大きな弱点なので、ファン・ダイクだけでなくサイドバックやゴールキーパーも補強が必要です。
ただ、やはりコウチーニョの抜けた穴は大きいので、そこも何とかしなければいけません。
どうやら既に動いているようですが、冬の移籍だとチームやプレミアに合わせる準備期間が充分に取れないので、そう簡単ではないでしょうね。
必要なのはプレーメイカーなので、コウチーニョと比べたら酷ですが、意外に香川なんかを獲っても面白そうですけどね。


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# by psychopop | 2018-01-15 21:55 | プレミアリーグ

女子サッカー日本代表がE-1サッカー選手権で3試合を戦い、準優勝に終わりました。
北朝鮮との試合では完全に力の差を見せ付けられ、勝利した韓国戦と中国戦にしても課題の多さが気になる内容でした。
佐々木監督が退任し、高倉監督が就任してから約1年8ヶ月が経過しましたが、このままだとW杯予選の突破は厳しいだろうという印象です。

とにかく気になるのは、意志疎通や連動性が乏しいってことですね。
一朝一夕に出来上がることではありませんが、それにしても進歩が見られません。
なかなか楔のパスが入らないし、足元で受けようとする選手ばかり。
たまに誰かがスペースへ走り込むことはあっても、それは出し手と受け手の関係だけ。
3人目の動きは乏しいし、だから前を向いてボールを持ってもパスコースが1つしか無いことも多い。

佐々木監督の時代は、フィジカルでマトモに勝負しても世界の強豪には勝てないので、素早いパスワークを磨くことで対抗しようとしていました。
その頃のようなパスワークは見られなくなり、じゃあ代わりに別の武器を使うのかというと、特に何も見当たらない。
今の代表は、どういうサッカーを目指しているのかが見えて来ないんですよね。

組織から個人に目を移しても、「やっぱり阪口は頼りになる」「中島は期待できそう」と感じたぐらいで。
田中は点こそ取ったものの、それ以外の仕事が全く足りていない。
岩渕はドリブル突破の能力を見せたものの、シュートが下手すぎる。
池田は最終ラインとの関係が悪いし、飛び出しの感覚が鈍くてピンチを招く。
中盤に展開力のある選手はいないし、前線で確実にボールを収められるポストプレーヤーも見当たらない。
これは前途多難だなあと思うのでありました。
高倉さんはフル代表で初めての女性監督だし、頑張ってほしいんですけどね。


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# by psychopop | 2017-12-19 22:19 | なでしこリーグ

細川さんは強化本部長こそ辞任したものの、サンガには残るようです。
山中社長も、そのまま残るようです。
そしてフロントは「雰囲気が良い」という薄弱な理由で、布部監督の続投を決定しました。
年俸の高い選手、費用対効果の悪い選手も、雇い続けるようです。

以前のブログで、京都サンガについて「シーズンが終了してから何か書きます」と予告しました。
しかし上述したことも含めて来シーズン以降のサンガについて考えた時、すっかり書く気が失せてしまいました。
1つだけ書いておくと、「サッカーにもサッカービジネスにも全く興味の無い人間が、京セラから社長として出向してくる」というシステムを変えない限り、根本的な改革は無理だと思います。

このブログは今後も「サッカー無段」として続行し、たまに気が向いたら更新します。
もしもサンガの話題を目当てにチェックしてくれていた奇特な人がいるなら、当分は触れることが無いので、もう見限って下さい。


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# by psychopop | 2017-12-09 22:14 | 京都サンガ

クレイグ・シェイクスピアを解任したレスターが次の監督として選んだのは、クロード・ピュエルでした。
昨シーズンはサウザンプトンを率いていたピュエルは、それまでもリヨンやニースで監督を務めています。

現実的な選択肢の中で考えると、ピュエルってのは理解できなくもありません。
フース・ヒディンクやマーティン・オニールが来てくれるわけもないですからね。
ただし誤算だったのは、ピュエルがレスターというチームを全く分かっちゃいなかったってことです。

ピュエルが監督になったことで、レスターは今までのような前線からのハイプレスを捨てました。
たまにチョロッと見せることもありますが、基本的には構えて待つ守り方をしています。
一方で攻撃の方は、バーディー、マフレズ、グレイの3人に「単騎突破で何とかしてね」と任せるような感じです。

ザックリ言ってしまえば、ピュエルがレスターに持ち込んだのは「負けなきゃOK、勝てればラッキー」というサッカーです。
残留を目標に据えるチームであれば、それは間違いとは言えない戦い方でしょう。
ただし、そんな低品質なサッカーしか出来ないのなら、暫定監督だったアップルトンのままでも充分じゃないかと(本人は監督への昇格を希望していなかったみたいですけど)。

ひいき目を抜きにしても、今のレスターで岡崎選手を軽視するような戦い方をするってのは、好結果に繋がるようには思えないんですけどね。
ピュエルがやっていることは、ラニエリが失敗した時と似ているように見えるんですけど。


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# by psychopop | 2017-11-27 23:05 | プレミアリーグ

プレミアリーグのレスター・シティーが監督のクレイグ・シェイクスピアを解任しましたが、それは早すぎるだろうと。
第8節終了時点で1勝3分け4敗で降格圏の18位と低迷しているので、それだけを見れば「解任止む無し」と思うかもしれません。
ただ、ここまでの対戦相手の内、4つはアーセナル、マンチェスター・ユナイテッド、チェルシー、リバプールという優勝候補の強豪だったわけで。
それを考えると、タイのオーナー陣は堪え性が無さすぎるんじゃないかと。

そもそも、カンテが抜けた穴を埋め切れない中でドリンクウォーターまで抜けたり、FWにはイヘアナチョを獲得したりと、選手補強で失敗しているわけでね。
誰が考えたって、イヘアナチョがレスターの戦術に合わないことは分かり切っているわけでね。
監督を変える前に、一刻も早く手を付けなきゃいけないポイントがあるんじゃないかと。

ヴァーディーや岡崎、マフレズ、カンテらを獲得したスティーヴ・ウォルシュが抜けた後、強化担当部門が弱体化しているんじゃないかと。
現在は元フィオレンティーナのエドゥアルド・マシアが強化担当責任者を務めているようですが、どういう方針で選手を獲得しているのか疑問です。
ひょっとすると、イヘアナチョの獲得はオーナー陣からの要望だったのかもしれませんけどね。

オーナー陣は2015-16シーズンにリーグ優勝したことで、何か勘違いしているんじゃないかと。
あれは奇跡が起きただけであり、レスターってのは優勝を狙えるようなチームじゃないんですから。
少なくとも今のレスターがやれるサッカーってのは1つしか無いんですから、それを徹底して貫くべきなんですよ。
そんなのは、昨シーズンのスリマニやムサで充分に理解できるはずなんですけどね。

ただし、シェイクスピアの解任は早すぎると思いますが、まだ間違いと断定も出来ないんですよね。
2014-15シーズンに降格の危機から終盤の追い込みで残留に導いたナイジェル・ピアソン監督を解任した時も、疑問の声は上がりました。
しかし後任としてクラウディオ・ラニエリが就任すると、前述したように奇跡の優勝を成し遂げたわけです。
そのラニエリを解任した時も「功労者に対して酷い仕打ちだ」と非難の声が上がりましたが、後任のシェイクスピアがチームをV字回復に導きました。

ようするに、もうシェイクスピアの解任は撤回されないわけですから、後は次の監督をどうするのかってことです。
今の所、そこの判断に関しては、オーナー陣が2回連続で正解を出しています。
なので今回も、次の監督として誰を選ぶのか注目したいと思います。
それによっては、岡崎選手の処遇にも影響が出ますしね。
とりあえず言えるのは、「噂になっている面々の中でサム・アラダイスだけはやめておけ」ってことですね。


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# by psychopop | 2017-10-20 22:19 | プレミアリーグ

夏の移籍市場が閉じたので、前回のエントリーで予告した通り、プレミア・リーグの優勝予想を。
まずは現時点での、強豪チームのザックリとした印象から。

最初は昨シーズンの王者であるチェルシー。
このチームが抱える最大の問題は、選手層の薄さです。
今シーズンはCLがあるので、昨シーズンのような少数精鋭だと無理が生じることは確実です。
そんな中でルカクやダニーロ、アレックス・サンドロといったコンテの希望する選手はは、ことごとく獲得に失敗。
それでもモラタやバカヨコ、リュディガーといった選手を補強しましたが、ウイングのポジションは手薄なまま。
しかもマティッチが抜け、ディエゴ・コスタは戦力外、多くの若手も放出しているので、選手層の薄さは全く改善されていません。

続いてトッテナム。
ここはウォーカーが抜けた以外、主力の移籍はありませんでした。
一方で補強の方は、他のクラブに比べて当初の動きは鈍かったものの、市場が閉じる直前にはスウォンジーからジョレンテを獲得。
信頼できる1トップがケインしかいないという問題も、これで解消されるはずです。
中盤の新加入選手はいませんが、それだけ現有戦力が充実しているという裏返しでもあります。
ただし、このチームの抱える最大の問題は、ホームゲームをウェンブリーで戦わなきゃいけないってことです。
その問題は、かなり大きなハンデになるんじゃないかと。

次はマンチェスター・シティー。
ここは大型補強を敢行し、前述したウォーカーの他にメンディー、ダニーロ、エデルソンといった選手を獲得。
ただ、それでも守備陣の駒は、まだ物足りないかなあという印象です。
それと、シティーの最終ラインって、結局はコンパニー次第なんですよね。
だから彼が怪我で離脱したら、一気にレベルが落ちるわけで。
一方で攻撃陣は充分な手駒が揃っているように見えますが、ポストプレーヤーが見当たらないのは、どうなのかなと。

リバプールはコウチーニョの移籍を阻止したものの、モチベーションは気になるところ。
サラーやオックスレイド=チェンバレンを獲得しましたが、ゴールキーパーと最終ラインの不安は残ったまま。
セットプレーの不安も解消されていないし、下位チームへの取りこぼしが減る兆しも見えないので、ちょっと厳しいんじゃないかと。

アーセナルはラカゼットやコラシナツを獲得しましたが、こちらも補強が足りていないかなと。
きっと今シーズンも、怪我人の多さは改善されないでしょうし。
それと、昨シーズン終盤から3バックを使っていますけど、4バックに比べて上手く機能しているとは到底思えないんですよね。
あと、そもそも「だってヴェンゲルだもの」という問題があるので、優勝は無理でしょう。

マンチェスター・ユナイテッドはルカク、マティッチ、リンデロフなどを獲得。
シティーと同様に「大型補強」と言われましたが、実は獲得したのって3人だけなんですよね。
しかし足りていなかったポジションを、しっかりと埋めました。
強くて速いルカクが来たことで、モウリーニョはドログバがいた頃と似たようなサッカーをやることが可能になりました。
そして中盤ではマティッチを獲得したことで、ポグバの負担が一気に軽減されました。
現時点でリンデロフは微妙ですけど、ルカクとマティッチの補強は相当の価値があるんじゃないかと。

というわけで優勝予想ですが、本命は「2年目のモウリーニョ」が率いるマンU。
対抗はシティーで、穴はトッテナムにしておきます。
何の面白味も意外性も無い予想ですが、そういうモノですよ、プレミアって。
まだ優勝候補が何チームもある分、ブンデスよりは楽しめるでしょ。
もちろんブンデスにはブンデスで違う楽しみ方がありますけど、どうせ今シーズンは、ほとんど見られないのでね。


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# by psychopop | 2017-09-03 22:41 | プレミアリーグ

J SPORTSが今シーズンのブンデスを放送してくれないので、しばらくはプレミアだけを取り上げるブログになります。
ただでさえ更新頻度が低いのに、ますますダメな状態に陥ることは確実ですね。
来年の3月以降は、サンガの状況によって更新頻度が上がるかもしれませんけど。

ともかく、しばらくは「プレミア無段」と化してしまうことを記念(?)して、今回はプレミアの注目チームについて。
最初は優勝予想を書こうかと思っていたんですけど、それは移籍市場が閉じてからにします。
と言うのも、例えばマンUならデ・ヘアが抜けるかどうか、リバプールならコウチーョが移籍するかどうかで、戦力が大きく変わってきますから。

さて注目チームですが、昨シーズンは2チームを挙げました。
しかし今シーズンはブンデスが無い分、こっちを増やして3チームを挙げます。

まずはニューカッスル。
ここに注目している理由は、ラファエル・ベニテス監督です。
フロントと対立したり、選手から批判されたりすることもあったベニテスですが、その実績からすると、かなり不憫な人だという印象があるんですよね。
そんなベニテスが、チャンピオンシップへ降格したニューカッスルを見捨てずに続投し、昇格に導いたわけですから、応援したくなるのです。

とは言え昇格組ですから、普通に考えれば苦戦を強いられることは確実でしょう。
現状のメンバーでは厳しいので、まだ補強に動いていることは確実です。
ヘスス・ナバスやバチュアイの獲得を目指しているという噂もありますが、どうなりますやら。

続いては、昨シーズンに続いてウエストハムを。
昨シーズンは残念な戦いぶりに終わりましたし、ビリッチの手腕にも疑問符が付きました。
しかし今シーズンは積極的な補強を進めて、かなり面白い陣容が揃ったんじゃないかと。
ゴールキーパーではジョー・ハート、サイドバックでサバレタ、ミッドフィルダーではアルナウトヴィッチ、そしてフォワードではチチャリート。
この顔触れは、期待してしまうじゃないですか。
ただし、今シーズンもアンディー・キャロルはスペランカーぶりを発揮することが濃厚なので、そこをどうするかですね。

そして最後はエバートン。
ここは何と言ってもルーニーの復帰ですよ。
早熟の天才フットボーラーだったルーニーですが、それにしても、まだ老け込むには早すぎるだろうと。
他にも、バーンリーからDFのマイケル・キーン、サンダーランドからGKのピックフォード、アヤックスからMFのクラーセンと、やや地味ではあるものの補強を進めています。
ロス・バークリーがチームを去ることは確定的ですが、どうやらスウォンジーのシグルズソンを獲るようなので、問題は無いかなと。


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# by psychopop | 2017-08-08 22:28 | プレミアリーグ

タイトルを見て、「まだ今年を総括するのは早すぎるだろ」と思った人がいるかもしれません。
でも実質的には、サンガの今シーズンは既に終了しています。

開幕前に抱いていた布部監督への「未知数であるがゆえの期待感」は、かなり早い段階で失望感に変わりました。
闘莉王をFW起用し、「ツインタワーにロングボールを放り込む」というサッカーを始めてからは勝ち点を拾えるようになりましたが、再び期待感に戻ることはありませんでした。
むしろ、終了直前に失点することを何度も繰り返すという学習能力の無さに呆れ果てると同時に、「持ってない監督だなあ」と感じました。

基本的に、空中戦に強いFWを起用してロングボールを放り込むのは、昇格を目指すチームが志向するようなサッカーとは言えません。
例えばトニー・ピューリスやサム・アラダイスのチームが優勝を狙えるかと考えた時に、それは無理なわけで。
残留を目標に掲げるチームが志向するサッカーなわけで。

ただし空中戦に強みがあるのなら、最大限に活用しようとするのは当然です。
なので、相手の守備ラインを広げるオランダ式サッカーを目指すとか、色々と戦術は考えられるはずです。
ところが布部監督は、ただ闘莉王とケヴィンをトップに並べるだけで、そこから先の戦術が何も無いんですよね。
しかも「戦術=闘莉王」なので、闘莉王が試合に出ないと途端に勝てなくなる始末。

今からでも監督を変えれば、大きく変化する可能性は残されています。
そして夏の市場が開いている今の時期が、監督交代のラストチャンスです。
9月や10月になってから交代させても、ほぼ無意味です。
その時期になってから交代させるぐらいなら、シーズン終了まで待った方が賢明です。

とは言え、この時期にフロントが監督を交代させることは、たぶん無いでしょう。
よっぽどのことが無い限り、シーズン終了までは布部監督を引っ張ろうとするはずです。
もちろん、J3降格の危機が訪れた場合、そんな悠長なことは言っていられなくなりますけどね。

個人的にも、「監督を交代させろ」と積極的に主張する気はありません。
布部監督の続投に対して積極的に賛同しているわけではなくて、そこにあるのは諦念です。
どうせ解任するにしても遅すぎる時期になる可能性が濃厚ですし、後任の監督に対する期待感も薄いですし。

もう今シーズンのサンガに対しては何の期待もしていないので、降格さえ回避してくれれば、後はどうでもいいです。
今年も「失われた1年」と化してしまいましたが、もう慣れてしまいました。
そういうダメな状況に慣れてしまうのはマズいんですけど、もう何年も続いていますのでね。

ともかく今シーズンが終了してから、サンガについては何か書きます。
監督を交代させれば、それで済む問題ではないと思っていますので。


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# by psychopop | 2017-06-29 00:05 | 京都サンガ

プレミアリーグの総括。

前回のブンデスに続いて、今回はプレミアの総括を。

まずチェルシーの優勝ですが、まあ妥当な結果でしょう。
ただし、もちろんコンテ監督の手腕は見事ですが、それだけで優勝できたわけではありません。
まず、結果が出ない中で3バックを採用したら、想像以上にバカ当たりしたというラッキーが大きい。
それと、CLやELが無いので、固定メンバーで戦えたってのも大きい。
なのでCLが入って来る来シーズンは、ちょっと苦しくなるんじゃないかと。
もちろん補強はするでしょうけど、何人かの主要メンバーが抜ける可能性もありますし。

トッテナムが2位に入ったのは見事ですし、ここ数シーズンは着実に成長しています。
それぞれのポジションに能力の高い選手が揃っているし、監督の手腕も間違いありません。
ただ、じゃあ来シーズンは優勝できるのかと考えると、ちょっと難しいのかなと。
安定感はあるものの、勝負強さという部分では少し足りない印象なんですよね。
あと、ホームスタジアムのホワイト・ハート・レーンが新スタジアム建設の影響で使えないってのは、かなり大きいんじゃないかと。

マンチェスター・シティーは、まだペップの理想を体現するだけの選手が揃っていなかったなと。
あと、前にも書きましたけど、やっぱり「ノイアーがいない」ってのは大きいでしょう。
新しいゴールキーパーとしてベンフィカからエデルソンを獲得しましたが、ブラーボの二の舞になる可能性もゼロではないわけで。
そのポジションに求める能力は、プレミアに合わせて考え方を変えた方がいいような気がしますけど、でも変えないのがペップの哲学でしょうしねえ。

リバプールは、まあ良くも悪くもクロップらしいサッカーだったなあと。
上位には強いけど下位には取りこぼすチームなので、4位ってのは良かった方じゃないかと。
ここも来シーズンに向けて大幅な補強が必要で、特にゴールキーパーと最終ラインは可及的速やかに手を打たないとマズいでしょ。
ただ、それだけじゃなくて下位チームの戦い方についても考えないと、幾ら選手を補強しても同じことの繰り返しになる可能性が。
ゴールキーパーにノイアーでも来てくれれば大きく変わるでしょうけど、そんなことは有り得ないわけでね。

アーセナルも、良くも悪くもベンゲルだったなと。
そんなベンゲルの任期をクラブが延長しましたが、まあカップ戦に優勝したので分からなくもありません。
ただ、彼は「それなりに良い成績は出すけど、リーグ戦では優勝できないことは半ば確定事項」という監督なわけで。
しかもCLに行けないことで、主要メンバーが抜けた上、希望する選手に来てもらえない可能性も高いわけで。
それを考えると、クラブ上層部が「思い切った改革の時」と考えても良かったのかなと。

マンチェスター・ユナイテッドは、モウリーニョがシーズン途中から完全にELを狙うモードへ切り替えたので、目論み通りの結果だったんじゃないかと。
なのでリーグ戦の順位に関しては、もちろん満足はしていないでしょうけど、あまりに気にする必要も無いでしょう。
とは言え、やはり来シーズンに向けては問題点が色々とあるわけで。
ただ、ここは選手補強が云々ってことよりも、「イブラの扱いをどうするか」ってのが一番の問題だと思いますけどね。
イブラを起用する以上、どうしても戦術は彼に合わせたモノになってしまうわけでね。
エトーやドログバはモウリーニョの指示に従ってプレースタイルを変えてくれたかもしれませんが、イブラは絶対的な俺様主義の人なので。


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# by psychopop | 2017-06-03 22:25 | プレミアリーグ