人気ブログランキング | 話題のタグを見る

京都パープルサンガ対徳島ヴォルティス。

サンガはアウェイで徳島と対戦。
FWは3戦連続で田原選手とアレモン選手のコンビ。
ベンチには大久保選手が復帰。

さて、試合は前半早々、サンガが失点。
3人で守備に行ったのに、シュートに繋がるクロスを簡単に上げられるという情けなさ。
あれは技術云々というより、気が抜けていたとしか思えませんね。

その後も、サンガの守備はボロボロで、徳島に何度も守備ラインの裏を突かれます。
ロングボール一発で何度もピンチ発生。
特にリカルド選手、ヤバすぎ。
前半の内に、さらに失点を重ねても不思議ではない状態でした。

ただ、もちろん守備ラインのパフォーマンスにも問題はあるのですが、それだけではないような気が。
3-5-2システムのチームと戦う時に、中盤で1枚足りないということが大きく関係していると思います。
こちらは中盤が4人なので、どうしても相手が1人浮いてしまうわけですな。
基本的には、FWの1人が相手の守備的MFをケアすることで問題を解決すべきなんでしょうけど、それが出来ていなかったということでしょう。
3-5-2システムのチームに苦戦するのは今に始まったことではないので、そろそろ改善してほしいんですけど。

後半、サンガは序盤で同点、そして逆転に成功。
いずれも得点を決めたのは田原選手。
まず後半2分、逆襲から星選手が相手選手2人の間を通す、低くて速いクロス。
DFの裏を突いた田原選手がシュートを空振りするものの、跳ね返りを再びシュートして1点目。

続いては、後半7分。
鈴木選手の放り込んだロングボールを、飛び出した徳島のGKがヘディングでクリア。
これが弱かったので、さらに徳島DFがヘディングでクリアするものの、またも弱くて、これが田原選手の所へ。
田原選手がループシュートで狙い、これがゴールにフワリと落ちて逆転。

この試合、田原選手はかなり精力的に動いているように見えました。
ただ、やっぱり終盤に燃料切れしちゃいましたね。
しかし、どうやら監督は最後まで使う気だったらしく、先にアレモン選手とパウリーニョ選手を交代させたんですよね。
そのため、最後は田原選手に替えて美尾選手を投入し、パウリーニョ選手の1トップという状況に。
その陣形で点を取りに行くのは難しいので、かたつむり大作戦で試合終了。

結局、後半になっても守備の問題が全く修正されていなかったのは、大きな懸念材料でしょう。
ロングボール1発で簡単に裏を取れるとなれば、他のチームも狙ってくるでしょう。
決定力のあるFWがいれば、それで得点を重ねることも容易なわけです。
次節で当たる甲府はバレー選手が好調のようですし、かなり気を引き締めていかないとヤバいと思いますね。
by psychopop | 2005-06-19 23:33 | 京都サンガ