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RBライプツィヒのサッカーは魅力的だけど。

ブンデス・リーガは後半戦に突入し、昇格組のRBライプツィヒが2位をキープしています。
開幕前に注目チームとしてライプツィヒを挙げましたが、優勝争いに絡むってのは予想外でした。
しかし戦いぶりを見れば、それも納得の強さです。
やはりラングニックの作り上げたチームは、ただの金満ではありませんでした。

ライプツィヒのフォーメーションはラングニック曰く、「4-4-2-2」。
選手が労を惜しまず走り回り、縦に速い攻撃を仕掛けるのが特徴です。
相手チームの最終ラインがボールを持つと、時には4-2-4で前から激しくプレスを掛けることも。
クロップのゲーゲン・プレッシングをさらに鋭敏化させたような、単なるイケイケドンドンではない攻撃的サッカーです。
かなりの運動量と走力が必要なので、ラングニックは基本的に若い選手しか獲得しないことを明言しています。

ただ、これはブンデスだから可能なサッカーだろうなあという気はします。
もしも日程の厳しいプレミアだと、選手の疲労が溜まって厳しいんじゃないかと。
Jリーグで取り入れようとした場合、J2リーグでは難しいでしょうね。
まあJリーグの戦術はヨーロッパから見ると遅れまくっているので、ラングニックのサッカーを導入するような指導者は出て来ないでしょうけど。

後半戦に入っても、たぶんライプツィヒが大きく崩れることは無いでしょう。
問題は、来シーズンがどうなるかですね。
このまま行けばヨーロッパのリーグ戦が入って来るので、スケジュールがタイトになるわけで。
しかも若くて有望な選手が多いので、引き抜かれる可能性も高いですし。
そんな中でも、同じサッカーを持続できるかどうか。

だからライプツィヒが真価を問われるのは、来シーズンになるのかなと。
さすがに、今シーズンのレスターのような凋落ぶりは無いでしょうけね。
SDのラングニックは優秀ですし、後を引き継いだハーゼンヒュットルはティンカーマンじゃありませんから。


by psychopop | 2017-02-01 22:22 | ブンデスリーガ