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京都サンガのシステムに関する考察。

Jリーグの開幕まで、あと1週間となりました。
京都サンガはホームで神戸と開幕戦を戦いますが、気になるのは選手の配置です。
今シーズンのサンガは、ドイス・ボランチを置く4-4-2か、4-2-3-1のいずれかのシステムで戦う予定だと、加藤監督は明言しています。
どうやらディエゴ選手の適正ポジションがトップ下らしいので、そうなると、おのずとシステムは4-2-3-1に決まります。

ここで懸念されるのが、両サイドのMFを務める人材です。
現時点では、パウリーニョ選手と林選手が第一候補になっているようです。
しかし2人とも、昨シーズンまではFWをやっていた選手です(パウリーニョ選手は、日本に来る前はMFでしたが、長くFWをやっていますしね)。
コンバートされたばかりの選手が第一候補という時点で、そのポジションがいかに手薄かということが分かります。

そもそも今のサンガには、攻撃的MFが少ないんですよね。
昨シーズン、安藤選手や加藤弘堅選手が攻撃的なポジションに入ることはありましたし、今シーズンも同じような起用の可能性が考えられますが、彼らは本来、守備的MFの選手。
純然たる攻撃的MFは、ディエゴ選手、中山選手、中村太亮選手の3人だけなんですよね。
一方で、FWの数は、それなりに揃っています。
なので4-2-3-1ではなく4-3-3のシステムなら、納得しやすいんですけどね。
もちろん、ディエゴ選手がサイドハーフに適応してくれれば4-4-2で戦えるので、そちらの方が良さそうな気がします。
ただし、4-4-2で戦うにしても、サイドハーフの片方は、本職でない選手が務めることになるんですよね。
相変わらず、中盤の構成という部分では問題を抱えているなあと。
ディエゴ選手が大きな怪我でもしたら、もうグダグダになってしまいそうな気が。
by psychopop | 2009-02-28 18:07 | 京都サンガ