いよいよ2018年ワールドカップ本大会の開幕が迫って来たので、優勝国の予想を書いておきます。
まず本命はブラジルで。
チッチ監督は優秀な人物ですし、エースのネイマールも好調です。
ダニエウ・アウベスは怪我で間に合いませんでしたが、ガブリエウ・ジェズス、ロベルト・フィルミーノ、カゼミーロ、フェルナンジーニョなど人材は豊富です。

これまで南米の代表が欧州大会で優勝したのは、1958年のスウェーデン大会だけです。
しかし前回のブラジル大会でドイツが優勝したように、その逆も充分に有り得るわけで。
それと、欧州とは言ってもロシアなので、サッカー強豪国での開催とは少し違うんじゃないかってのもありますし。

対抗馬はフランス代表で。
コシェルニーは怪我で欠場ですが、センターバックはヴァランとウムティティーがいます。
中盤はカンテにポグバにマテュイディーと、こちらも素晴らしいメンバーが揃っています。
そして何と言ってもムベッパがいるので、この人が波に乗れば面白いんじゃないかと。

穴としては、スペイン代表を挙げておきます。
イニエスタ、ブスケツ、ダヴィド・シルヴァといった前回の優勝メンバーに加え、デ・ヘアやイスコなどクラブで活躍する新たな面々も加わりました。
ここはジエゴ・コスタ次第で、優勝の目もあるんじゃないかと。
仮に優勝した場合、イニエスタは現役のW杯優勝メンバーってことになるので、Jリーグの盛り上がりにも繋がるんじゃないかと。

前回の優勝国であるドイツは、あえて予想から外しました。
「連覇は難しいから」という、とてもシンプルな理由です。
後は、純然たるストライカーがマリオ・ゴメスとヴェルナーしかいないってのも懸念材料かなと。


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# by psychopop | 2018-06-12 22:29 | 海外サッカー全般

アーセナルで長期政権を築き上げてきたアーセン・ベンゲルが、ついに今シーズン限りで監督を退任する運びとなりましたね。
これが本人の意志による退任なのか実質的な解任なのかは、ハッキリとした情報が出ていないので分かりません。
ただ、ここ数年のチーム状況を考えれば、もう終焉を迎えるのは止む無しかなと。

ベンゲルが退任することで、来シーズン以降のアーセナルは「だってベンゲルだもの」と評することが出来なくなりました。
そして同時に、条件付きではあるものの、来シーズン以降のアーセナルに対する期待感が高まっています。

今シーズンのアーセナルは、CL圏内に入ることが絶望的な状況になっています。
昨シーズンもCL圏内を逃しており、チームの成績は落ちているわけです。
しかし選手の陣容を見てみれば、上位のチームと比べても、そこまで極端に落ちるわけではありません。

サンチェスやジルーは去りましたが、冬にはオーバメヤンとムヒタリアンが加入し、夏にはラカゼットも来ています。
エジルは残留し、ラムジーやウィルシャーもいます(ウィルシャーは移籍濃厚ですが)。
後ろの方を中心に補強すれば、かなり戦えるチームじゃないかと思うのです。
ただし、それは「新しい監督次第」という条件付きです。

今のアーセナルが招聘すべき監督は、守備組織を構築できる戦術家です。
モチベーターでもなければ、攻撃の方だけを構築できる監督でもありません。
まだベンゲルが退任を発表する前に、アンチェロッティーがクラブと契約したのではないかとという噂が流れました。
しかしアンチェロッティーは戦術家ではありませんし、「それならベンゲルでも対して変わらない」と感じます。
それは最近になって噂が出ているブレンダン・ロジャーズでも似たようなことです。

かつてワトフォードをクビになる前のマルコ・シウヴァが、ベンゲルの後任に挙がったこともありました。
しかしマルコ・シウヴァには、守備の構築が上手という印象がありません。
クラブとしてはヨアヒム・レーヴがベストなのかもしれませんが、たぶん来ないでしょうねえ。

ウィリアム・ヒルのオッズだと、マッシミリアーノ・アッレグリとルイス・エンリケが上位に来ているようで。
アッレグリはユベントスの監督ですが、どうやら今シーズン限りで退任という可能性が高くなっているらしく。

ルイス・エンリケやアッレグリがプレミアに来たら、アーセナルで成功するかどうかはともかく、リーグとしては面白くなりそうですけどね。
ちなみにルイス・エンリケは、チェルシーの噂もあるんですよね。
ってことは、来シーズンは2人ともプレミアに来る可能性があるってことですね。

ただ、ここに来てクロップの右腕であるゼリコ・ブバチがアーセナル監督に就任する可能性が一気に高まっているようで。
そうなると、リバプールのチーム力が落ちて、アーセナルはリバプールに近いサッカーになるかもしれないってことで。
それは特定のチームのサポーターじゃなく、俯瞰からプレミアを見ている人間からすると、あんまり歓迎できない事態ですねえ。


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# by psychopop | 2018-05-04 21:54 | プレミアリーグ

ワールドカップが迫っている中で突如としてハリルホジッチ監督が解任され、西野朗技術委員長が後任になりました。
ここ最近の試合で、日本代表の結果が芳しくなかったのは事実でしょう。
それでも私は、今回の解任が間違っていると感じます。

南アフリカW杯で岡田監督の率いる日本代表が1次トーナメントを突破できたのは、「現実的な戦略を取った」「相手に研究されずに済んだ」ってことが大きいと思うのです。
あの時の代表は、「両ワイドが激しくプレスを掛け、ボールを奪ったらシンプルにサイドから1トップへ当てる」という愚直な「弱者のサッカー」で戦いました。
直前の試合で内容も結果も散々な状態だったので、そういう路線に切り替えざるを得なかったのです。
しかし直前で戦い方を変えたことによって、相手チームは全く日本代表を分析することが出来ませんでした。
結果的には手の内を隠すようなことになり、それが功を奏したわけです。

今回も、直前までの試合は内容も結果も振るいませんでした。
でも、そのことが逆に、「相手には手の内が分からない状態なので、やり方次第では本番でもチャンスがある」と感じていたわけです。

ハリルホジッチを解任した理由について、日本サッカー協会の田嶋幸三会長は「選手とのコミュニケーション不足で、信頼関係が薄らいできた」とコメントしています。
しかし、それが本当の理由だとは思えないのです。
それが事実なら、もっと前に解任のタイミングなんて幾らでもあったわけでね。

解任に至る全ての真実が明確になることは、たぶん無いでしょう。
なので、あくまでも邪推になりますが、「干された選手たちのクーデター」に思えるんですよね。
ハリルホジッチを更迭したい何人かの選手がクーデターを企てて、そこにビジネス優先のスポンサーが乗っかって、日本サッカー協会が屈したという流れではないかと。

気になるのは、未だに「俺たちのサッカー」を続けようとしている選手たちがいる匂いが、プンプン漂ってくることです。
前回のワールドカップにおいて、そんなモノが通用しないのは良く分かったはずなのに。
強豪国なら「俺たちのサッカー」を貫くのもいいでしょうが、日本のような弱小国の掲げる「俺たちのサッカー」なんて、世界レベルじゃ通用しないわけですよ。
相手を分析し、それにに応じて戦い方を変えないと、ワールドカップで勝ち抜くのは難しいのです。

だからこそハリルホジッチは、縦に速いサッカーを志向したはずです。
それまでの日本代表がやってきたサッカーでは厳しいと思ったからこそ、ポゼッション至上主義を断ち切ろうとしたはずです。
シンプルにゴールを目指すのは、決して間違っているとは思いません。
「日本の選手はテクニックがある」と言われることもありますが、じゃあメッシやネイマールのようなレベルなのかというと、そうじゃないわけでね。

でも、やっぱり「俺たちのサッカー」に固執したい選手も少なくない上に、サッカー協会にもポゼッション信仰が浸透しているわけで。
だから、そのクーデターが成功しちゃったということなんでしょう。
たまたま今回はハリルホジッチ体制で結果が出ていなかったから解任に賛同する声が圧倒的多数ですけど、これまでも代表監督を批判する報道は数え切れないほど出ていましたからね。
結果に関わらず、ようするに「俺たちのサッカー」をやらせてくれる監督じゃないと、批判の声が上がりやすいってことですよ。



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# by psychopop | 2018-04-13 21:59 | 日本のサッカー全般

プレミアは資金が潤沢になったことで、中位や下位のチームにも能力の高い選手が来るようになりました。
そこで今回は、そんなチームの中でもステップアップしそうな選手、ステップアップした方がいいと思う選手を何名かピックアップ。

*ジョニー・エヴァンズ(WBA)

キャプテンとして、そして守備の中心として、存在感を示している選手。
以前から何度か移籍の噂は出ていますが、年齢的なことも考えると、そろそろステップアップにはラストチャンスじゃないかと。
っていうかチームの降格が確定的と言ってもいい状態なので、たぶん移籍するでしょう。

*ヨアン・キャバイエ(クリスタル・パレス)

そもそもパレスに加入した時に、「パリ・サンジェルマンからパレスって、ランクを落とし過ぎだろ」と感じました。
視野が広くて展開力がある有能なミッドフィールダーなので、もうちょっと上のチームでもいいんじゃないかと。
まあギャラのことを無視すれば、プレミアよりブンデスの方が合いそうな気もしますが。

*ウィルフレッド・ザハ(クリスタル・パレス)

彼の武器はスピードで、ゴリゴリと突破する強さを持つサイドのアタッカーです。
パレスは「彼が先発すれば勝てるが、そうじゃないと勝てない」という状態が続いており、分かりやすいぐらい彼に頼りまくっています。
昨年3月に5年の契約を延長したばかりですが、今のプレミアなら、彼の違約金を払えるチームは少なくないんじゃないかと。

*ジャック・バトランド(ストーク・シティー)

ジョー・ハートが控えに回っている現状だと、W杯でイングランド代表のゴールマウスを守る可能性も考えられる選手。
そうじゃなくても近い将来、代表の正GKになる最有力候補と言ってもいいでしょう。
そんな選手が、ストークの所属では残念すぎるでしょ。

*ハリー・マグワイア(レスター)
今シーズンからレスターへ移籍して大ブレイクし、代表にも選ばれたセンターバック。
長身で空中戦に強く、フィジカルも強く、ドリブルやパスで攻撃参加する感覚も持ち合わせた選手。
レスター移籍時に5年間の契約を結んでいるものの、ビッグクラブはどこもセンターバックを欲していますからねえ。

*ミケル・メリーノ(ニューカッスル)

ドルトムントでは出番が少なかったものの、ニューカッスルへ移籍して輝きを放ち始めている若手のスペイン人選手。
パサーとしての能力は高く、中盤の守備者としてもセンスを感じさせる将来の有望株。
さすがにビッグ6は厳しいですが、中位のクラブなら獲得に動く価値はあるんじゃないかなと

*リシャルリソン(ワトフォード)

ブラジル選手らしい足元のテクニック、そして縦に突破するスピード。
まだ20歳なので、伸びしろも充分に期待できます。
契約期間はたっぷり残っていますが、ワトフォードには勿体無いかなあと。


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# by psychopop | 2018-03-16 22:25 | プレミアリーグ

マンチェスター・シティーは第23節でリバプールに敗れ、ついにリーグ戦で初の黒星となりました。
それでも2位とは充分な勝ち点差があるので、優勝は確実と見ていいでしょう。
前節ではバーンリーと引き分けましたが、ペップのチームが大崩れするとも思えませんしね。

ってなわけで気になるのは、じやあ次にシティーを負かすチームはどこなのかってことです。
もちろん、このまま1敗だけでシーズンを終了する可能性もありますが、「もしも2敗目を喫するなら」ってことで考えてみようかと。

リバプール戦のシティーは、前から激しくプレスを掛けられ、素早い攻撃から失点を食らっていました。
振り返ってみると、グアルディオラはバイエルンの監督時代にも、2015年第15節のボルシアMG戦で前からの激しいプレスを受けて3対1で敗れています。
やはりペップの掲げるポジション・サッカーには、ゲーゲン・プレッシングが有効なのです。

プレミアでリバプールのような前から激しいプレスを仕掛けるチームを探してみると、レスターが思い浮かびます。
ただしピュエル体制になって以降のレスターは、以前に比べると前からのプレスが控え目です。
また、シティーへの移籍がダメになったことで、マフレズのモチベーションが大幅に低下しているという問題もあります。
なので、第27節でシティーと対戦するレスターの勝利は、ちょっと厳しいかなと。

トッテナムも相手チームによっては、かなり積極的に前からプレスを仕掛けることがあります。
ケイン、エリクセン、アリ、ソン・フンミンと強力な攻撃陣が揃っていますし、組織としても成熟しています。
第18節のアウェイ戦では完敗を喫しましたが、ホームでは勝てる可能性も充分にあるんじゃないかと。

シティーを倒すための戦い方として、もう1つ「しっかり守ってロングカウンター」という方法が挙げられます。
第21節のクリスタル・パレスは、この方法で勝利寸前まで行っての引き分けでした。
この方法を採用する場合、前線には1人で点を取ってくれるストライカーが必要です。
シティーの守り方や最終ラインの陣容を考えると、速さが武器として有効だと思われます。

そういう方面から考えると、第32節のエヴァートンと、第36節のウエストハムは可能性があるかもしれないなと。
エヴァートンはニアセやウォルコットがいて、ルーニーから正確なロングパスが出ます。
ウエストハムはチチャリートがいて、アルナウトヴィッチもいます。
また、ウエストハムに関しては、そこまでにシティーの優勝が決まっていてモチベーションが低下している可能性もあります。

ってなわけで、次にシティーを負かすチームの本命は第34節のトッテナムと予想。
対抗は、「1敗のままでシーズン終了」というケースかなと。
引き分けはあっても、今のシティーが下位チーム相手に負けるのって、よっぽどのコンディション不良か、複数の主力選手が欠場するケースじゃないと厳しいんじゃないかと。



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# by psychopop | 2018-02-04 22:37 | プレミアリーグ

リバプールは冬の移籍市場でサウサンプトンからファン・ダイクを獲得し、課題だった守備力のアップに成功しました。
ところがコウチーニョをバルサに引き抜かれ、攻撃力が大きくダウンしてしまいました。
ポジションは全く違いますが、戦力補強という観点で見た場合、差し引きゼロか、下手をするとマイナスでしょう。

コウチーニョと同じポジションには、ララーナやミルナーなど複数の選手が揃っています。
しかしコウチーニョの代わりを務められる選手という条件だと、ちょっと見当たりません。
リバプールでプレーメイカーと言えば、コウチーニョを置いて他にいなかったんですよね。

リバプールは守備が大きな弱点なので、ファン・ダイクだけでなくサイドバックやゴールキーパーも補強が必要です。
ただ、やはりコウチーニョの抜けた穴は大きいので、そこも何とかしなければいけません。
どうやら既に動いているようですが、冬の移籍だとチームやプレミアに合わせる準備期間が充分に取れないので、そう簡単ではないでしょうね。
必要なのはプレーメイカーなので、コウチーニョと比べたら酷ですが、意外に香川なんかを獲っても面白そうですけどね。


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# by psychopop | 2018-01-15 21:55 | プレミアリーグ

女子サッカー日本代表がE-1サッカー選手権で3試合を戦い、準優勝に終わりました。
北朝鮮との試合では完全に力の差を見せ付けられ、勝利した韓国戦と中国戦にしても課題の多さが気になる内容でした。
佐々木監督が退任し、高倉監督が就任してから約1年8ヶ月が経過しましたが、このままだとW杯予選の突破は厳しいだろうという印象です。

とにかく気になるのは、意志疎通や連動性が乏しいってことですね。
一朝一夕に出来上がることではありませんが、それにしても進歩が見られません。
なかなか楔のパスが入らないし、足元で受けようとする選手ばかり。
たまに誰かがスペースへ走り込むことはあっても、それは出し手と受け手の関係だけ。
3人目の動きは乏しいし、だから前を向いてボールを持ってもパスコースが1つしか無いことも多い。

佐々木監督の時代は、フィジカルでマトモに勝負しても世界の強豪には勝てないので、素早いパスワークを磨くことで対抗しようとしていました。
その頃のようなパスワークは見られなくなり、じゃあ代わりに別の武器を使うのかというと、特に何も見当たらない。
今の代表は、どういうサッカーを目指しているのかが見えて来ないんですよね。

組織から個人に目を移しても、「やっぱり阪口は頼りになる」「中島は期待できそう」と感じたぐらいで。
田中は点こそ取ったものの、それ以外の仕事が全く足りていない。
岩渕はドリブル突破の能力を見せたものの、シュートが下手すぎる。
池田は最終ラインとの関係が悪いし、飛び出しの感覚が鈍くてピンチを招く。
中盤に展開力のある選手はいないし、前線で確実にボールを収められるポストプレーヤーも見当たらない。
これは前途多難だなあと思うのでありました。
高倉さんはフル代表で初めての女性監督だし、頑張ってほしいんですけどね。


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# by psychopop | 2017-12-19 22:19 | なでしこリーグ

細川さんは強化本部長こそ辞任したものの、サンガには残るようです。
山中社長も、そのまま残るようです。
そしてフロントは「雰囲気が良い」という薄弱な理由で、布部監督の続投を決定しました。
年俸の高い選手、費用対効果の悪い選手も、雇い続けるようです。

以前のブログで、京都サンガについて「シーズンが終了してから何か書きます」と予告しました。
しかし上述したことも含めて来シーズン以降のサンガについて考えた時、すっかり書く気が失せてしまいました。
1つだけ書いておくと、「サッカーにもサッカービジネスにも全く興味の無い人間が、京セラから社長として出向してくる」というシステムを変えない限り、根本的な改革は無理だと思います。

このブログは今後も「サッカー無段」として続行し、たまに気が向いたら更新します。
もしもサンガの話題を目当てにチェックしてくれていた奇特な人がいるなら、当分は触れることが無いので、もう見限って下さい。


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# by psychopop | 2017-12-09 22:14 | 京都サンガ

クレイグ・シェイクスピアを解任したレスターが次の監督として選んだのは、クロード・ピュエルでした。
昨シーズンはサウザンプトンを率いていたピュエルは、それまでもリヨンやニースで監督を務めています。

現実的な選択肢の中で考えると、ピュエルってのは理解できなくもありません。
フース・ヒディンクやマーティン・オニールが来てくれるわけもないですからね。
ただし誤算だったのは、ピュエルがレスターというチームを全く分かっちゃいなかったってことです。

ピュエルが監督になったことで、レスターは今までのような前線からのハイプレスを捨てました。
たまにチョロッと見せることもありますが、基本的には構えて待つ守り方をしています。
一方で攻撃の方は、バーディー、マフレズ、グレイの3人に「単騎突破で何とかしてね」と任せるような感じです。

ザックリ言ってしまえば、ピュエルがレスターに持ち込んだのは「負けなきゃOK、勝てればラッキー」というサッカーです。
残留を目標に据えるチームであれば、それは間違いとは言えない戦い方でしょう。
ただし、そんな低品質なサッカーしか出来ないのなら、暫定監督だったアップルトンのままでも充分じゃないかと(本人は監督への昇格を希望していなかったみたいですけど)。

ひいき目を抜きにしても、今のレスターで岡崎選手を軽視するような戦い方をするってのは、好結果に繋がるようには思えないんですけどね。
ピュエルがやっていることは、ラニエリが失敗した時と似ているように見えるんですけど。


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# by psychopop | 2017-11-27 23:05 | プレミアリーグ

プレミアリーグのレスター・シティーが監督のクレイグ・シェイクスピアを解任しましたが、それは早すぎるだろうと。
第8節終了時点で1勝3分け4敗で降格圏の18位と低迷しているので、それだけを見れば「解任止む無し」と思うかもしれません。
ただ、ここまでの対戦相手の内、4つはアーセナル、マンチェスター・ユナイテッド、チェルシー、リバプールという優勝候補の強豪だったわけで。
それを考えると、タイのオーナー陣は堪え性が無さすぎるんじゃないかと。

そもそも、カンテが抜けた穴を埋め切れない中でドリンクウォーターまで抜けたり、FWにはイヘアナチョを獲得したりと、選手補強で失敗しているわけでね。
誰が考えたって、イヘアナチョがレスターの戦術に合わないことは分かり切っているわけでね。
監督を変える前に、一刻も早く手を付けなきゃいけないポイントがあるんじゃないかと。

ヴァーディーや岡崎、マフレズ、カンテらを獲得したスティーヴ・ウォルシュが抜けた後、強化担当部門が弱体化しているんじゃないかと。
現在は元フィオレンティーナのエドゥアルド・マシアが強化担当責任者を務めているようですが、どういう方針で選手を獲得しているのか疑問です。
ひょっとすると、イヘアナチョの獲得はオーナー陣からの要望だったのかもしれませんけどね。

オーナー陣は2015-16シーズンにリーグ優勝したことで、何か勘違いしているんじゃないかと。
あれは奇跡が起きただけであり、レスターってのは優勝を狙えるようなチームじゃないんですから。
少なくとも今のレスターがやれるサッカーってのは1つしか無いんですから、それを徹底して貫くべきなんですよ。
そんなのは、昨シーズンのスリマニやムサで充分に理解できるはずなんですけどね。

ただし、シェイクスピアの解任は早すぎると思いますが、まだ間違いと断定も出来ないんですよね。
2014-15シーズンに降格の危機から終盤の追い込みで残留に導いたナイジェル・ピアソン監督を解任した時も、疑問の声は上がりました。
しかし後任としてクラウディオ・ラニエリが就任すると、前述したように奇跡の優勝を成し遂げたわけです。
そのラニエリを解任した時も「功労者に対して酷い仕打ちだ」と非難の声が上がりましたが、後任のシェイクスピアがチームをV字回復に導きました。

ようするに、もうシェイクスピアの解任は撤回されないわけですから、後は次の監督をどうするのかってことです。
今の所、そこの判断に関しては、オーナー陣が2回連続で正解を出しています。
なので今回も、次の監督として誰を選ぶのか注目したいと思います。
それによっては、岡崎選手の処遇にも影響が出ますしね。
とりあえず言えるのは、「噂になっている面々の中でサム・アラダイスだけはやめておけ」ってことですね。


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# by psychopop | 2017-10-20 22:19 | プレミアリーグ